
ここでは『進撃の巨人』の登場人物コニー・スプリンガーについてご紹介します。コニーといえば第104期生のなかでもムードメーカー的存在。そんなコニーが故郷のラガコ村へ戻ると悲惨な状況を目の当たりにすることに…。ラガコ村のコニーの実家に横たわっていた巨人の正体とは!?
【©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会】
『進撃の巨人』コニー・スプリンガーとは
【©諫山創・講談社】
コニー(コニー・スプリンガー)とは坊主頭が特徴の第104期調査兵団の兵士。ウォール・ローゼ南区にあるラガコ村出身の少年です。
お調子者な性格のコニーは、第104期生にとってムードメーカー的な存在です。
訓練兵の教官であるキースからは、バランス感覚が良く小回りのきく機動が得意と評価されるコニーですが、一方で頭の回転は鈍く作戦の誤認が多々ありとの評価も。
コニーはもともと憲兵団志望でしたが、エレンの言葉に感化され調査兵団への入団を考えるように。
その後、トロスト区で巨人の恐怖を味わい憲兵団と調査兵団とで心揺れるなか、ジャンやアニの言葉に影響を受け、最終的には調査兵団への入団を決意しました。
コニーの家族
コニーの家族は5人家族です。
- コニー・スプリンガーの父親(名前不詳)
- コニー・スプリンガーの母親(名前不詳)
- コニー・スプリンガー(息子)
- マーティン・スプリンガー(息子)
- サニー・スプリンガー(娘)
アニメ『進撃の巨人』でコニー役を演じた声優
アニメ『進撃の巨人』でコニー役を演じたのは声優の下野紘さんです。
下野紘さんは1980年生まれ、東京都出身。声優のほかに歌手としても活躍されています。
下野紘さんは高校時代には演劇部に在籍され、卒業後は声優養成所である『日本ナレーション演技研究所』に入所。現在は『アイムエンタープライズ』に所属されています。
下野紘さんは、2001年に発売されたゲーム『リリーのアトリエ〜ザールブルグの錬金術士3〜』テオ・モーンマイヤー役を担当し声優デビュー。
その後、2002年に『ラーゼフォン』神名綾人役でアニメでの声優デビューを果たされています。
『進撃の巨人』“おバカ組”で知られるコニーとサシャ
【©諫山創・講談社】
コニーといえば調査兵団同期のサシャとともに“おバカ組”として知られています。
コニーとサシャのおバカぶりが垣間見られたのは、訓練兵団の教官キースの“通過儀礼”とされる恫喝シーンでのこと。
キースの恫喝に緊張したのかコニーは拳を右胸に当てて敬礼するという初歩的なミスを犯してしまいます。すると、キースより「貴様の心臓は右にあるのかコニー?」と叱責され…。
【©諫山創・講談社】
一方、サシャは訓練時間だというのに「蒸かした芋」を食べ、キースより「なぜ貴様は芋を食べた?」と聞かれると「半分…どうぞ…」と信じられない行動を…(笑)
ともに“愛すべきおバカ”なコニーとサシャですが、同じウォール・ローゼ南区出身ということでウマが合うようです。
『進撃の巨人』コニーのダジャレ名作「エレンの家ぇぇがあああ(イェーガー)」
【©諫山創・講談社】
ウォール・マリアのシガンシナ区に超大型巨人(ベルトルト)が出現。
超大型巨人(ベルトルト)が家々を破壊するなか、そこにはエレンの実家も…。
すると、そんな悲惨な状況にも関わらずコニーが痛快なダジャレを放ちます。
「エレンの家ぇぇがあああ(イェーガー)」※エレンのフルネームはエレン・イェーガー
なぜ、その状況でコニーはこんなくだらないダジャレを言ったのでしょうか?(笑)
その後、ジャンに「サシャ、コニーを少し殴れ」と指示され、律儀にコニーの頭を小突くサシャの姿も思わず笑ってしまいます。
『進撃の巨人』ラガコ村で見つかった巨人の正体はコニーの母親
【©諫山創・講談社】
ウォール・ローゼの内地で巨人の出現を確認後、コニーはリーネ、ライナー、ベルトルト、ゲルガーとともに故郷であるラガコ村へ。
すると、ラガコ村には誰もいなく、コニーの家は手足がやせ細った巨人によって潰されていました。
村人が非難したという希望を抱き、コニーは仲間たちともに壁の破壊箇所を捜索しに行こうとします。
すると、コニーの家を潰していた巨人が突然「オアエリ(おかえり)」とコニーに話しかけるのです。
コニーはあり得ないと思いつつも、それが自分の母親であると気づきます。
その後、ハンジを加えた調査によってコニーの実家の上に横たわっていた巨人の正体がコニーの母親であると結論づけられました。
ラガコ村の村人を巨人に変えたのはジーク
コニーの母親やラガコ村のすべての村人は巨人に変えられてしまっていました。
そして、彼らを巨人化させた犯人は獣の巨人であるジークです。
ウォール・ローゼの内地を彷徨っていた巨人の正体…。
それはジークによって巨人化させられたラガコ村の村人たちだったのです。
『進撃の巨人』コニー・スプリンガーについてのまとめ
ここまでは『進撃の巨人』の登場人物コニー・スプリンガーについてご紹介してきました。
普段は明るいお調子者のコニー。しかし、コニーには家族や村人を巨人化され、故郷を失ってしまったという悲しみが隠されていたのです。
最初は内地での平和が約束された憲兵団を志望していたコニーですが、家族の復讐を誓い巨人たちへ立ち向かうことに。
コニーの母親は幸い生きたままハンジらによって拘束されていますので、今後何かしらの方法で人間に戻れるといいですね。