
ここでは、スラムダンクの登場人物“ミッチー”こと三井寿の名言・名シーンをご紹介します!不良になってしまった三井寿が、安西先生に「安西先生…!!バスケがしたいです…」と泣きながら伝えるシーンはスラムダンクの伝説的名シーンとなっています。一見クールですが人情味溢れる三井寿の魅力を名言・名シーンとともに振り返ってみましょう!
【©TOEI ANIMATION Co., Ltd. 】
スラムダンクの登場人物・三井寿のプロフィール
まずは、スラムダンクでの三井寿がどんな登場人物であったか、プロフィールとともに振り返ってみましょう。
▼三井寿のプロフィール
【出典:amazon】
- 名前…三井寿(みついひさし)
- 学校…湘北高校
- 学年…3年
- 身長…184cm
- 体重…70kg
- 背番号…14番
- ポジション…シューティングガード(SG)
- バスケ部の同級生…赤木剛憲(ゴリ)・木暮公延(メガネ君)
三井寿が不良になった原因とバスケ部に戻ってくるまで
【©TOEI ANIMATION Co., Ltd. 】
スラムダンクの人気キャラクターの1人でもある三井寿。三井寿の人物像について一言で表すなら、“栄光と挫折”という言葉がぴったりかもしれません。スラムダンクでの三井寿のストーリーについて振り返ってみましょう。
三井寿が湘北高校バスケ部に入部したきっかけ
武石中学バスケ部のエースプレイヤーだった三井寿。中学時代には、神奈川県大会で決勝まで進み優勝を果たします。
しかし、その試合は決して楽な内容ではなく、ラスト12秒を残し1点差で負けていました。仲間達に「この天才三井がいるからには負けない」と言っていたものの、三井は心の中では諦めかけていました。
そんな時、その大会で来賓席に座っていた安西先生から試合中に「あきらめたらそこで試合終了だよ」と言われ、最後まで諦めなかった三井。そして、試合終了ギリギリでゴールを入れ、神奈川県大会で優勝を果たしました。
三井の実力であれば、他のバスケ強豪校に進学することもできました。しかし、安西先生の言葉に感謝をしていた三井は、恩返しをしたいという気持ちから湘北高校へ進学し安西先生が監督を務めるバスケ部へ入学しました。
挫折をした三井寿は不良の道へ
湘北高校へ進学しバスケ部へ入部した三井寿。しかし、初日の練習で左ひざを怪我してしまい入院することになりました。
早く安西先生に恩返ししたいと思っていた三井は、ある日こっそり病院を抜け出してバスケ部の練習に戻りました。しかし、完治していない状況だったため、左ひざの怪我を再発させてしまいます。
その頃、三井は同級生で同じバスケ部の赤木が活躍する姿を目の当たりにします。左ひざの怪我や同級生の赤木の活躍などがきっかけで、三井は自暴自棄となり挫折してしまいます。
そして、いつしかバスケ部から距離を置き、不良仲間と行動するようになっていきました。
三井寿がバスケ部を襲撃
バスケから距離を置いていた三井寿。その頃、新入生の宮城リョータがバスケ部に入部しエースとして活躍し始めました。
本当だったら自分がエースとして活躍するはずだった…そんな思いを持っていた三井寿は、生意気な性格でもあった宮城リョータと喧嘩事件を起こします。
その喧嘩で宮城に前歯を折られた三井は、バスケ部への逆恨みと宮城への復讐心を増していきました。
宮城が退院し(先の喧嘩で入院した)バスケ部へ戻ったことを知った三井は、バスケ部への逆恨みと宮城への復讐のために、仲間を引き連れてバスケ部を襲撃します。
バスケへの思いを捨てきれなかった三井寿
三井寿は、不良仲間を引き連れて体育館で練習中のバスケ部を襲撃します。しかし、そこに花道の不良仲間“桜木軍団”が登場し、宮城達は返り討ちに合います。
そして、木暮に自分の過去を明かされ、仲間の堀田に「本当はバスケ部に戻りたいのではないか」と本心を見透かされていきます。三井が自分の過去をベラベラと話す仲間達に怒っていると、宮城から「一番過去にこだわっているのはアンタだろ?」と指摘されます。
そこに、恩師の安西先生がやってきます。その瞬間、三井はバスケへの想い、そして安西先生からもらった「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉を思い出し泣き崩れます。
そして、三井は「バスケがしたい」という自分の気持ちをさらけ出し、その後再びバスケ部へと戻ります。