2008年に蜷川幸雄によって映画化された「蛇にピアス」。その主人公の少女“ルイ”を女優の吉高由里子が演じた。濡れ場やバイオレンスなシーンなど、「蛇にピアス」での難しい役どころを演じた吉高由里子。出演決定前後には、いくつかの驚愕のエピソードがあったようだ。【© 2017 ULM Co.,Ltd.】

蛇にピアスのあらすじ解説

蛇にピアス

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1人で夜のクラブへ遊びに行ったルイ(演:吉高由里子)は、1人の男アマと出会う。ルイは、アマの蛇のように舌の真ん中が裂けたスプリットタンに興味をもつ。

 

後日、ルイはアマのスプリットタンや刺青を手がけた彫り師のシバを紹介され、シバに舌ピアスを開けてもらい刺青も彫ってもらうことになる。

 

痛みを伴う舌ピアスや刺青だったが、ルイにとってその痛みを感じている時だけが“生きている”と実感できる瞬間だった。

 

渋谷の街を彷徨うように生きていたルイは、それ以降、刺青とピアスだらけのアマとシバと過ごすようになる…。

蛇にピアスに出演した女優・吉高由里子について

蛇にピアス

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映画「蛇にピアス」で主人公の少女“ルイ”を演じたのが、女優の吉高由里子。吉高由里子は1998年東京生まれで、所属事務所はアミューズ。

 

吉高由里子のデビュー作品となったのは、2006年公開の映画「紀子の食卓」。同作品で第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。以降、数々の有名ドラマ・映画作品・CMなどで活躍。

 

演技力はもちろん、つかみどころのない独特なキャラクターなどでも注目を集めている。

蛇にピアスで吉高由里子が演じた主人公“ルイ”とは?

蛇にピアス

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蛇にピアスで吉高由里子が演じたのが主人公のルイという少女。(年齢は19歳で本名は中沢ルイ)生きている実感もなく、いつも彷徨うように渋谷を歩いている。

 

かつて、渋谷の路地に家出少女やギャル達がたくさん集まっていたが、蛇にピアスで吉高由里子が演じているルイもそんな少女の1人だろう。

 

ある日、吉高由里子が演じる主人公のルイは何の当てもなく渋谷のクラブに入店する。すると、そこで踊り狂っていた1人の男アマを見かける。アマの顔面はピアスだらけでタンクトップからは無数の刺青が彫られた肌が露出していた。

 

そのアマに店内で話しかけられると、スプリットタン(舌先を裂いて蛇の舌のような形状になっている)を見せられ興味をもつ。ルイはその日の内にアマの自宅へ行き男女の関係になる。

 

後日、ルイはアマの紹介でシバという男性がオーナーの刺青ショップに行く。

 

スプリットタンは、まずは小さな穴を舌に開けて徐々に拡張し、最後に舌先を裂いて完成させる。そこで、ルイはシバに舌ピアスを開けてもらう。さらに、刺青にも興味を持ち、舌ピアスを拡張させつつ背中に龍と麒麟の刺青を彫る。

 

生きているという実感もなく、人生に迷いながら渋谷の街を彷徨い続けていルイ。舌ピアスや刺青を完成させながら、その痛みに生きているという実感を見いだすようになる。

蛇にピアスに吉高由里子と共演した高良健吾・井浦新の役どころ

蛇にピアスで吉高由里子が演じた主人公のルイ。蛇にピアスの中では、ルイの他にアマとシバという男が登場します。そのアマとシバを演じたのが俳優の高良健吾と井浦新です。

アマ(演:高良健吾)

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蛇にピアスの主人公ルイとクラブで出会い、それ以降ルイと自宅で同棲をし始める。髪型は赤髪のモヒカンで、顔面には無数のピアス、体中に刺青を入れている。そして、舌はスプリットタンになっている。怒るとすぐに手を出してしまい凶暴な性格であるが、吉高由里子が演じる主人公のルイには甘えん坊な一面も。

シバ(演:井浦新/旧:ARATA)

蛇にピアス

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刺青店のオーナー。体中に刺青を彫っていて、顔面はピアスだらけ。サディスティックな性格で、ルイを抱くシーンでは首を締めながら苦しそうにするルイの表情に興奮する。アマの刺青やピアスもシバが手がけている。シバとアマにはある関係が…。

蛇にピアスに出演した吉高由里子の衝撃のエピソード

過激な濡れ場やバイオレンスなシーンで話題となった蛇にピアス。その蛇にピアスに主人公のルイ役で出演した吉高由里子だが、撮影前後でいくつかの衝撃的な出来事があったようだ。以下では、蛇にピアスに出演した吉高由里子について撮影前後のエピソードをご紹介。

主演決定後に大事故を起こしていた

蛇にピアスで主人公のルイ役として出演した吉高由里子。実は、蛇にピアスに出演が決まった翌日に交通事故を起こしていた。

 

顎を骨折し、腰にも外傷を追うなどの重傷で、顔面は皮膚が全部剥がれてしまっていた。大事故を起こした吉高由里子は、事故直後は意識不明となりICU(集中治療室)に入った。

 

しばらく意識不明の状態が続くも、幸いにして意識を取り戻す。すると、そのICUの治療室で他の患者が回復叶わず亡くなっていく姿を見たようだ。

 

吉高由里子は、その頃仕事や生きることに執着がなかった。まるで、自分がこれから演じる蛇にピアスの主人公ルイのように。

 

しかし、この事故がきっかけで「生きたい」と強く思うようになったようだ。すると、吉高由里子の体に不思議な変化が現れる。

 

傷だらけの身体で入院していた吉高由里子は、ある日40度の高熱を出す。そして、身体は信じられないスピードで回復していったのだ。

 

医師からは回復するまでに半年は必要で後遺症も残る可能性があると言われていたようだが、わずか一ヶ月半で完治したというエピソードがある。

「私の裸を見て」監督・蜷川幸雄に言い放つ

蛇にピアスのストーリーの中で、共演した高良健吾(役:アマ)と井浦新※出演時の芸名はARATA(役:シバ)との過激な濡れ場シーンを披露した吉高由里子。

 

蛇にピアスのオーディションの時点で、監督の蜷川幸雄から濡れ場シーンがあることは伝えられていたとのこと。

 

そして、オーディションを合格し衣装合わせをしている時に、蛇にピアスを監督した蜷川幸雄に「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と言い放ったとのこと。

 

タバコの灰皿を投げつけるなど鬼監督として知られていた蜷川幸雄。まだ新人女優であった吉高由里子が言い放ったこの言葉に、その蜷川幸雄も思わず狼狽してしまったというエピソードがある。

吉高由里子の舌ピアスは本物?

蛇にピアスの見所でもある、吉高由里子が演じるルイが舌ピアスを開けるシーンや高良健吾が演じるアマのスプリットタンでタバコを挟むシーン。

 

蛇にピアスを観覧・視聴した人達からは、吉高由里子と高良健吾の痛々しい舌ピアスやスプリットタン姿は本物なのかという疑問があがっている。

 

しかし、これについてはCG加工によるもので、実際にはピアスは開けていない。

蛇にピアスで吉高由里子が渋谷で生きる少女をリアルに演じる

蛇にピアスに登場する主人公のルイは、生きているという実感を感じられず渋谷の街を彷徨っている少女だ。

 

そんな人生も彷徨っているようなルイを、吉高由里子が見事に演じている。ルイを演じられるのは吉高由里子以外にいなかっただろう。

 

蛇にピアスの主人公の少女“ルイ”を見ていると、ルイを演じた吉高由里子が当時どのような心境で日々を送っていたのかをふと考えてしまう。

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