
2006年に公開されたドリームガールズは、ショービジネスの世界で成功することを夢見る3人のシンガーの友情を描いたミュージカル映画。トム・アインの原作・作詞によるブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』が原作。また、ドリームガールズの1人“ディーナ役”として、シンガーソングライターのビヨンセ・ノウルズが出演して話題となった。
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ドリームガールズのあらすじ
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歌手として有名になることを夢見ていたディーナ、エフィ、ローレルは“ドリーメッツ”というグループを組み様々なオーディション舞台に出演していた。しかし、なかなか芽が出ずオーディションに落ち続ける毎日だった。ある晩のショーで、ドリーメッツの3人はソウル界のスターであるジミーのマネージャーをしていたカーティスに注目される。そして、カーティスはディーナ、エフィ、ローレルにジミーのバックコーラスとしてツアーに参加しないかと提案。有名になるためのチャンスだと思ったドリーメッツの3人は、ジミーのバックコーラスに参加することを決心する。
ジミーを有名にさせようと躍起になっていたカーティスは、ジミーとドリーメッツが歌う「キャデラック」という新曲を作成する。すると、ジミーとドリーメッツの新曲はチャートで上位にランキングされる。しかし、すぐに白人アーティストに盗作されてしまい有名になりきることはできなかった。このことに憂いていたカーティスは、ジミーを売り込むためにアノ手コノ手を利用して大金を準備する。そして、ついにジミーとドリーメッツが歌う曲が全米NO.1となった。
その頃、エフィとカーティス、そしてローレルとジミーは恋人関係になっていた。そんな中、カーティスはドリーメッツを『ザ・ドリームズ』として単独で売り出そうと計画する。ビジネスを大きくさせたいと考えていたカーティスは、TV映えするディーナをリードボーカルに置くことに。3人がザ・ドリームズとして初めてのショーに出演すると大成功。ディーナ、エフィ、ローレルは、ついにシンガーとして有名になる夢を実現させる。しかし、エフィはカーティスから特別視されているディーナを一方的に嫉妬するようになっていた。いつもトラブルばかり起こすエフィにメンバーやカーティスはうんざりし、エフィはザ・ドリームズから追放されてしまう。そして、エフィの代わりにミシェルというシンガーが加わりザ・ドリームズは再出発することに。
ディーナを中心にザ・ドリームズでビジネスを成功させたカーティスは、どんどんビジネスライクになっていった。かつては歌うことが純粋に好きだったディーナやローレルも次第に歌うことに楽しさを見出せなくなっていく。また、カーティスは自分の意向に背く人間を切るようになり、自分の好きなように振る舞うジミーをクビにした後、C.Cもカーティスの方向性に合わせられなくなりチームから離れることになった。
その頃、ザ・ドリームズを離れたエフィは再びシンガーとして復活していた。ある晩、小さな人気を集めたエフィの曲がラジオで流れることに。ラジオから流れるエフィの曲を聞いたカーティスは、その曲を盗作してダンステイストにアレンジした後に自分のプロデュース曲としてザ・ドリームズに歌わせた。その事実を知ったディーナはカーティスの元から離れることを決め、ザ・ドリームズは解散をすることになった。そして、ディーナ達ザ・ドリームズは、最後の舞台で思い出の曲『ドリームガールズ』を歌い上げる。
ドリームガールズ【予告動画】
ドリームガールズの作品情報
登場人物・キャスト
ディーナ・ジョーンズ | ビヨンセ・ノウルズ |
エフィ・ホワイト | ジェニファー・ハドソン |
ローレル・ロビンソン | アニカ・ノニ・ローズ |
カーティス・テイラー・ジュニア | ジェイミー・フォックス |
ジミー/ジェームズ“サンダー”アーリー | エディ・マーフィ |
C.Cホワイト | キース・ロビンソン |
ミシェル・モリス | シャロン・リール |
スタッフ
監督 | ビル・コンドン |
制作 | ローレンス・マーク |
製作総指揮 | パトリシア・ウィッチャー |
原作 | トム・アイン |
脚本 | ビル・コンドン |
作品データ
作品名 | ドリームガールズ |
制作年度 | 2006年 |
上映時間 | 130分 |
制作国 | アメリカ |