漫画家・真鍋昌平による人気漫画「闇金ウシジマくん」の映画化作品。暴利で金貸しをしている主人公の丑嶋とそこに金を借りにくる人間模様、そして社会の闇を描いている。2004年よりビッグコミックスピリッツで不定期連載されている「闇金ウシジマくん」は、2010年にテレビドラマ化、2012年に映画化されている。

 

【©2012 真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん」製作委員会】

映画「闇金ウシジマくん」のあらすじ

映画「闇金ウシジマくん」

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イベントサークル『バンプス』代表の小川純は、ある日金持ちが集まるパーティーに参加していた。純は代表をしているバンプスの大きいイベントを控えており、そのための協賛者を探しに来ていた。すると、パーティー会場にいた投資家の猪股からシャンパンボトルを1分で飲み干したら投資をすると提案される。純は1分でシャンパンを飲み干したが、猪股から数滴残っていると言われ減額されてしまった。パーティー会場が盛り上がっているなか、突然カウカウファナンスの丑嶋、高田、柄崎がやってくる。丑嶋は猪股の借金の債券を買っており、猪股の借金の元本と暴利によって膨らんだ利息を回収しに来たのだ。猪股はすぐに金を用意することができず、パーティー会場の知り合いから金を借りようとする。誰からも金を借りることができなかった猪股は、丑嶋達に拉致されてしまった。

 

鈴木未來はニート生活をしながら、借金を抱える母と弟の3人で暮らしていた。鈴木未來は純と幼なじみで、イベントサークルの代表として華々しく活躍する純の姿に憧れていた。ある日、未來は出会いカフェで働いている冬美から一緒に働かないかと誘われるも、どこか危ないイメージがあったため一度断ることにした。その頃、未來の母親は借金の返済や生活費を稼ぐためにウリをやっていた。そんな母を見ているからこそ、未來はウリによって金を稼ぐことはしたくないと思っていた。しかし、母が丑嶋から借金をしていることを知り、未來は母の利息分だけでも助けようと出会いカフェで働くことにした。ウリをやれば身入りも大きいが、未來はウリをせずコツコツ稼ぎながら母の借金の利息を丑嶋へ返し続けた。

 

その頃、純はイベントチケットを捌ききれないでいた。さらに、クラブオーナーからは会場費の一部を先払いしろとプレッシャーをかけられていた。純は成功者になることを夢見ており、自分の実力を周囲に見せつけるためにも次回のサークルのイベントを何としてでも成功させようとしていた。しかし、金に困った純は根岸の紹介で丑嶋を紹介してもらい法外な金利ながら金を借りることにした。純はさらに金を集めるため、知り合いの若者4人に丑嶋から金を借りさせ、その後暴利で金貸しをしている丑嶋の情報を警察に流した。純は丑嶋から示談金を巻き上げようと計画していたのだ。それを知った丑嶋は、社員の柄崎と高田に指示をして純に250万円の示談金を支払うことにした。しかし、そのままでは終わらなかった…。

 

純はなんとか金を準備して、代表を務めるバンプスのイベントを成功させた。しかし、そこにカウカウファイナンスの丑嶋、柄崎、高田が現れ、利息の延滞料や損害金、新たな債券などで合計950万円を取り立てられてしまう。純はイベントの売上を持って逃げようとするも、丑嶋達に拉致され森へ連れて行かれてしまう。上半身裸で木に拘束された純は、丑嶋から最後のチャンスとして自分の借金を立て替えてくれる人を探せと言う。しかし、誰も純の借金を立て替えてくれる人はいなかった。そこに未來から電話がかかってくる。純はイベント費用を準備するために、未來にウリをやらせようとしたことがあった。純は未來に金を借りようとしたが、その電話で未來は「お金の怖さを知ったから出会いカフェをやめた」と話した。未來はやり直そうとしていたのだ。それを知った純は未來に金を借りることをやめた。返済能力を失った純は、森の木に上半身裸で拘束されたまま丑嶋に酒をかけられ放置されてしまった。

 

その後、未來はファミレスで働きながらコツコツ稼いだ金で丑嶋に母の借金の利息分を返しきった。一方、金を返せず森に放置された純の体には無数の虫が群がっていた。

映画「闇金ウシジマくん」【予告動画】

映画「闇金ウシジマくん」の作品情報

登場人物・キャスト

丑嶋馨 山田孝之
柄崎 やべきょうすけ
高田 崎本大海
小川純 林遣都
鈴木未來 大島優子
猪股 岡田義徳
上原 ムロツヨシ
肉蝮 新井浩文
大久保千秋 片瀬那奈
根岸裕太/ネッシー 鈴之助
舞/まいたん 坂ノ上朝美
西尾弁護士 金田明夫
石塚ミノル/豚塚 手塚みのる
アキト 市原隼人
鈴木文江 黒沢あすか

スタッフ

監督 山口雅俊
原作 真鍋昌平
脚本 福間正浩
山口雅俊

作品データ

作品名 闇金ウシジマくん
制作年度 2012年
上映時間 129分
制作国 日本

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