
三鷹の森美術館は1月9日(火)に、宮崎駿監督の新作短編アニメーション作品「毛虫のボロ」の上映を発表。「毛虫のボロ」は3月21日(水)より三鷹の森ジブリ美術館のみで上映されます。
「毛虫のボロ」は、宮崎駿監督が手がける新作短編アニメーション作品。同作は“虫の目から見た世界”が描かれていて、メインキャラクターとして登場するのが毛虫のボロ。草むらの中で卵からかえったばかりのボロはボロギクの根本に降り立ち、毛虫の先輩や外敵がいる外の世界へと踏み出していくというストーリーの作品です。
今回上映が発表された「毛虫のボロ」は宮崎駿監督が原作・脚本・監督を担当。2013年に公開された「風立ちぬ」以来、初めて宮崎監督が手がけた映像作品で、宮崎監督の初めてのCG作品となります。
また、「毛虫のボロ」は宮崎駿監督が20年前からあたためてきた企画で、ファンの間では実現されていない幻の作品とされていました。2015年6月より制作が始まった同作は2017年11月に完成し、2017年に公開の予定となっていましたがその後延期に。2017年12月に放送されたラジオ番組内でスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーからは「一度は完成したけれどスタッフを変えてまたつくり直している小さな作品がある」と明かされていました。
宮崎駿監督の新作短編アニメーション作品「毛虫のボロ」は、3月21日(水)より三鷹の森美術館の映像展示室「土星座」で上映。3月分のチケットは2月10日(土)に全国のローソンで販売されます。なお、三鷹の森美術館への入場は日時指定の予約制となっています。
■「毛虫のボロ」上映情報
作品名 | 毛虫のボロ |
制作年度 | 2017年 |
上映時間 | 14分20秒 |
監督 | 宮崎駿 |
脚本 | 宮崎駿 |
原作 | 宮崎駿 |
上映開始 | 3月21日(水) |
上映場所 | 三鷹の森美術館内映像展示室「土星座」 |
チケット購入方法 | 全国のローソン |
チケット販売開始 | 3月分のチケットは2月10日(土)より |
詳細情報 | 三鷹の森美術館公式サイトをご参考ください |
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